移行サービス「Windows7/8乗り換えコース」の実際

移行サービス「Windows7/8乗り換えコース」の実際

弊社では、MAGICで作成されたシステムについて、
MAGICのバージョンやデータベースのバージョン、プログラムもそのまま変更せず、
新しいOS環境に移行するサービスを展開しています。
場合によっては、多少のプログラム修正が必要になる事もありますが、
多くの場合は修正をしなくてもそのまま動く事がほとんどです。
 
まず、新しいOS環境での最初の問題として
・MAGICが動かない(ライセンスエラーとなってしまう)
・Pervasiveのデータベースエンジンが動かない
とうい状態があります。
これは弊社が設定を行う事で回避可能です。
 
次の問題は、プログラムです。
「多少のプログラム修正が必要になる事もある」
「多くの場合は修正をしなくてもそのまま動く」とは
実際にどんな感じなのか、これまでに発生した事象を大別して紹介します。
 
■事象ケース
a)OSの制限が掛かっているフォルダへのアクセスを行っているもの
C:\、C:\Program Files、C:\Windows等へテキストファイルやワークファイルを作成している場合は、これに当たります。
修正:容易
事例:多い
主な対応:プログラム修正(アクセス先の変更)

b)画面サイズや画面内で表示される情報やボタンの位置が崩れるもの
修正難度:容易
事例:少ない
主な対応:運用に影響しない場合は、修正依頼をされない場合が多い。
クラシックモードにテーマを変更して対応される事が事が殆ど。

c)画面の色が変わってしまう
修正難度:容易(※作業量が多い)
事例:多い
主な対応:運用に影響しない事が多いので修正依頼をされない場合が多い。
クラシックモードにテーマを変更して対応される事が事が殆ど。

d)OSやアプリケーションの癖を利用して作られているもの
修正難度:状況によるが難しい場合が多い
事例:1件 ※かなり特異な例です
主な対応:プログラム修正(ロジック変更等を伴う場合がある)

e)外部アプリケーション、外部API、の呼び出しやデバイスドライバに依存するもの
修正難度:難しい
事例:なし
主な対応:プログラム修正
該当箇所を、別の方式に作り変える等の対応になる。対応不可の場合もあります。
 

※上記以外の事象が発生する場合も考えられます。
 

サービスの詳細:移行サービス Windows7/8乗り換えコース
 

magic@wp

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